【Part.2】呼吸するように表現する〜わたしにとって思うままに表現するとは〜
前回の記事はこちら
https://dott33.hatenablog.com/entry/2019/05/04/232712
わたしが思うままに表現できなくなった理由とは?
そのキッカケでもある、幼少期に経験した『人生初の大失敗』について、今日は書きたいと思います。
んーーーとはいえ
文字にすると雰囲気とかが伝わりにくいから説明難しいなって思っちゃいますね。
けど書いてみます(^^)
当時、わたしがまだ3、4歳の頃。
母はヒステリックで厳しく、基本的に毎日母の雷が落ちるし、喧嘩が絶えない家でした。
その日の夜も、パジャマを着て寝る準備万端のわたし。
ことの背景はよく分からないのですが(ここの記憶が薄いのですよね、、)何やら母と姉兄が言い合っていて、二人が母に「出て行けば」みたいなことを言っていました。
それを耳にしたわたし。
ここから、大失敗をやらかしてしまうのです笑。
今振り返っても、何故なのか本当に分からないんですけど、その言葉を聞いてわたしはすごく楽しくなったんですね。
でもって「出て行け♫出て行け〜♫」と、まるで二人を応援するかのように(母にはそう見えたかもしれません)、お布団の上でジャンプしながら無邪気に何度も言ったんです。
そのシーン、なぜか今でも鮮明に覚えています。
もちろん、母に本当に出ていって欲しかったわけではないですし、悪気なんて全くありませんでした。実際、その言葉の意味合いをどこまで分かっていたかも不明です。
すると母は、わたしの方をすごく悲しい顔で振り返り、荷物をまとめだしました。
そして、そのまま出て行ったのです。
・・・。
その時点でも、頭真っ白。
なのにそこに拍車をかけたのが、兄の言葉!
「おまえバカじゃねぇっ」と。
えっ、、、!
そして父からも
「なんでそんなこと言うの!そんなこと言ったらダメでしょ!」と。
それを聞いて、さらに頭真っ白。
楽しかったところから空気が一変し、「何かやってはいけないことをやってしまったんだ」!ただ、それだけは私にも分かりました。
そして大泣き。
姉たちは母を追いかけて行きましたが、母はそのままバスに乗って、数日帰って来ませんでした。
当時、私がもう少し大きかったらそこまで気にしなかったかもしれませんが、
3、4歳ってまだ物事をよく判断できないし、整理する力もないですよね。
自分の何も考えずに発した言葉が、母を傷つけ、さらには居なくなってしまうという事態を引き起こしたので、言葉にすごく慎重になっていたんですね。
エヌテックのセッションを通して、今はあまり前のようにわかりますが、当時は自分のことが一番わかりませんでした。セッションを通して気づきました
なので私、「無邪気」になるのがとっても苦手なんです。だこら当然、くそ真面目。
そして、表現もしているようで、思うままに表現してないんです。
そして何よりも、一番自分のことで不思議だったこと。
話をし出しても、なぜかいつも最後まで話さずに途中で止めてしまうんです。なんというか、途中でよく分からない不安が押し寄せてくるんですね。
周りはイライラ。
「言うなら最後まで言ってよ〜」って感じですよね。
でも、この大失敗を思えば、わたしがそうなってしまうのも理解できますよね。
一番伝えたいのは、こうやって幼少期に作り上げたイメージにずっと縛られて、大人になった今もそれだけを繰り返してしまうということで
す。
ひとまず、今日はここまで。
続きはまた今度。